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AQSGセミナーinリンカーン 2

初日の午後にIQSC見学ツアーに参加しました。

ホテルからはシャトルバスが行き来しています。

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3階建の建物の1階は修復室と収蔵庫があります。

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ここでは主に顕微鏡などを使って何で出来ているのか、そこからどの年代でどこで作られたものなのか研究したり、修復活動を行っています。

Rimg19561 このキルトも現在はっきりした情報がつかめていないものだそうです。600年くらい前で、ポルトガルはたまたギリシャから・・・?

広大な土地、様々な文化、そして何百年という時間の流れから1つのキルトを特定する作業は大変に違いありません。

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説明を聞きながらメモを取っていると、メモはペンでなく鉛筆でお願いしますと注意を受けました。インクなどが大切なキルトについたら一大事です!

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キルトの収蔵庫。ここは16℃そして湿度は50%に保たれています。

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2階を見上げると何枚かキルトが飾ってありました。

それでは展示室に向かいましょう!

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今回の主な展示テーマは"Indigo"と"What's in a name?"でした。

"Indigo"

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1700年代から1900年代のIndigo、藍染のプリントや染め方の技術をフォーカスした展示。

大きなプリントを大胆に使ったキルトは1700年代中期から後期のもので、残念ながら中心のラインがはぎ合わさっているのが見えます。でもとても贅沢なきれいなキルトです。

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1840年から1860年にかけて作られたこの3枚には共通した木のボーダーが使われています。

ハドソンリバーバリーという地域で特に流行したもので、左側の物はキルトではなくジャガード織りです。 説明をしてくれたキュレーターのマリンさんはブロッコリーのボーダーと呼んでいました。なんだかかわいい♪

"What's in a name?"

こちらは今回のキルトジャパンでも大きく取り上げられている展示です。

キルトに記された名前や場所、日付けなどを頼りにその当時の生活をキルトを通して見ていきます。

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ファミリーツリー                ボルチモアキルト

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1つ1つのブロックに、誕生日、結婚記念日、亡くなった日など年代順にその家族に起こったことが記されています。

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かわいいパターンで、面白い配置です。

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その当時女性がどのような暮らしぶりをしていたか・・・そのような日常生活が書かれた記録は公式文書には出てきません。

きっと映画化にも小説化にもならない、でも私たちと同じような人たちが暮らした日々がキルトには縫い込まれています。

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